セラミド・スフィンゴ脂質
うるおいを守る、脂質の世界
セラミドは一種類の成分ではなく、構造の異なる脂質の仲間。NPやAPの違い、類似成分、原料の分散技術まで、保湿の仕組みをひもときます。
THE INGREDIENT LIBRARY
水分を抱える。油分で守る。香りで気分を変える。
成分の「仕事」から知ると、コスメの見え方が変わります。
うるおいを守る、脂質の世界
セラミドは一種類の成分ではなく、構造の異なる脂質の仲間。NPやAPの違い、類似成分、原料の分散技術まで、保湿の仕組みをひもときます。
水と、肌のあいだに
グリセリン、アミノ酸、ヒアルロン酸。水と親和性のある成分にも、分子の大きさやべたつき、膜のつくり方に違いがあります。
種、果実、脂肪酸をめぐる旅
ホホバからメドウフォーム、タマヌまで。植物名だけでなく、採油部位、脂肪酸組成、精製や酸化安定性からオイルの個性を読みます。
固さがつくる、心地よさ
シア脂、カカオ脂、ミツロウ。常温で固い油脂やロウが、バームやリップに形と密着感を与える仕組みを知るカテゴリです。
オイルを分子から眺める
オレイン酸やリノール酸、コレステロール、レシチン。油脂を構成する要素と、乳化や硬さを支える脂質を一つずつ取り上げます。
軽さも、こくも、設計できる
脂肪酸とアルコールの組み合わせから生まれる油性成分。植物油とはまた違う、伸び、密着感、顔料とのなじみを見ていきます。
さらりと広がり、薄く守る
スクワラン、ワセリン、ジメチコン。植物オイルと違う構造を持つ油性成分が、保護膜や滑り、落ちにくさをつくります。
同じビタミンでも、形が違う
ビタミンC、レチノール、ナイアシンアミド。元の分子と誘導体の違い、水や油への溶けやすさ、処方上の工夫を解説します。
肌を整える、さまざまな手段
アラントイン、グリチルリチン酸2K、エクトインなど、肌をすこやかに保つために使われる成分を読み解きます。
アミノ酸の組み合わせを知る
短いペプチドから加水分解タンパク質まで。分子の構造、脂肪酸修飾、保湿や皮膜形成という役割を整理します。
植物名の、その先へ
ツボクサ、緑茶、甘草、発酵ろ過物。原料の由来だけでなく、抽出する部位や溶媒、混合物としての性質に目を向けます。
濃度だけでは分からない酸の話
AHA、BHA、PHAや酵素。角質ケアとpH調整を区別し、同じ酸でも処方によって役割が変わることを解説します。
泡立ちと、洗い上がりの科学
アミノ酸系、ベタイン系、石けんなど。油と水の両方になじむ界面活性剤を、名前と組み合わせから理解します。
混ざりにくいものを、ひとつに
クリームが水と油に分かれないのはなぜか。乳化剤や可溶化剤、補助成分の仕事を知ると処方の骨組みが見えてきます。
とろみ、さらさら、ぴたっと
カルボマー、セルロース、シリカ。美容成分を心地よく使うための、とろみや皮膜、粉体の仕事を紹介します。
最後まで、品質を守るために
微生物の増殖や酸化、金属イオンの影響を抑える成分。役割の違う「品質を守る成分」を同じものとして扱わず読み解きます。
光との付き合い方を変える
紫外線吸収剤、酸化チタン、酸化鉄。光を吸収・散乱する素材や色材の違いを知り、日焼け止めとメイクを読みます。
脂肪油とは違う、揮発するオイル
ラベンダー、ティーツリー、柑橘の精油。植物の香りを集めた混合物を、トリグリセリド主体の植物油と分けて読みます。