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THE INGREDIENT LIBRARY

水分を抱える保湿成分

グリセリン、アミノ酸、ヒアルロン酸。水と親和性のある成分にも、分子の大きさやべたつき、膜のつくり方に違いがあります。

このカテゴリの成分コラム

26 COLUMNS

Glycerin

グリセリン

地味に見えて、保湿処方の中心

グリセリンは水になじみやすい多価アルコールで、化粧水からクリームまで幅広く使われる保湿成分です。高価な美容成分の脇役というより、処方の水分保持や感触を支える土台です。

Butylene Glycol

BG

うるおいと溶かす役割を兼ねる

BGはブチレングリコールの略で、保湿剤や溶剤として使われます。植物エキスを抽出したり、ほかの成分を溶かしたりする用途でも成分表に登場します。

Propanediol

プロパンジオール

保湿と処方の使いやすさを両立

プロパンジオールは水に溶ける多価アルコールです。水分を抱えるほか、溶剤や感触の調整にも使われ、グリセリンと組み合わせた処方でも見かけます。

Pentylene Glycol

ペンチレングリコール

保湿だけにとどまらない多価アルコール

ペンチレングリコールは、保湿や溶剤として使われる成分です。処方によっては微生物の増殖を抑える設計の補助にもなり、複数の役割を兼ねることがあります。

Propylene Glycol

PG

BGと似た略称でも別の分子

PGはプロピレングリコールの略称で、保湿や溶剤として用いられます。水溶性の基剤として使いやすく、成分を均一に配合する役割もあります。

Dipropylene Glycol

DPG

香りや成分をなじませる溶剤

DPGはジプロピレングリコールで、保湿や溶剤として使われます。香料などを扱う処方でも登場し、製品の均一性や使用感を支えます。

Diglycerin

ジグリセリン

グリセリンをつないだ保湿成分

ジグリセリンはグリセリンを結びつけた構造を持ち、水になじむ保湿成分です。水分を抱え込みながら、製品のしっとりした感触を整えるために使われます。

Sorbitol

ソルビトール

糖アルコールが水分を抱える

ソルビトールは糖アルコールの一つで、化粧品では保湿や製品の乾燥を抑えるために使われます。食品でも見かけますが、化粧品では甘味より水との親和性が生かされます。

Xylitol

キシリトール

口腔ケア以外にも登場する糖アルコール

キシリトールは、オーラルケアだけでなく保湿目的の化粧品にも使われる糖アルコールです。水になじみやすい性質を生かし、肌や毛髪の水分保持を補助します。

Erythritol

エリスリトール

さらっとした保湿を支える糖アルコール

エリスリトールは水溶性の糖アルコールで、保湿や感触の調整に利用されます。グリセリンだけでは重く感じる処方で、使用感を組み立てる選択肢になります。

Trehalose

トレハロース

二つの糖からできた水分保持の助っ人

トレハロースはグルコース二分子からなる糖で、保湿や製品の品質を保つ目的で使われます。自然界の乾燥耐性との関係が語られますが、化粧品では処方中の役割を見ます。

Betaine

ベタイン

アミノ酸系洗浄剤と混同しやすい名前

ベタインはトリメチルグリシンとも呼ばれ、保湿や毛髪のコンディショニングに使われます。成分名にベタインを含む洗浄剤とは異なる分子です。

Sodium PCA

PCA-Na

角層のうるおいを手本にした塩

PCA-Naはピロリドンカルボン酸のナトリウム塩です。天然保湿因子の考え方を取り入れた保湿処方でよく使われ、水との親和性を生かします。

Sodium Lactate

乳酸Na

乳酸と、その塩は分けて読む

乳酸Naは乳酸のナトリウム塩で、水分を保持する保湿成分として使われます。天然保湿因子を意識した処方や、pHを整える組み合わせにも登場します。

Urea

尿素

水分保持と角質への作用を使い分ける

尿素は小さな水溶性分子で、保湿剤として使われます。配合濃度や製品区分によって用途が異なり、化粧品と医薬品の尿素製品を一括りにはできません。

Hydroxyethyl Urea

ヒドロキシエチルウレア

尿素を修飾した保湿成分

ヒドロキシエチルウレアは尿素の誘導体で、保湿や使用感の調整を目的として使われます。尿素とは別の表示名を持つ成分で、同じ濃度でも挙動を同一視できません。

Serine

セリン

小さなアミノ酸が保湿を支える

セリンはアミノ酸の一つで、化粧品では保湿や整肌に使われます。角層の天然保湿因子に着目したアミノ酸混合原料にも含まれます。

Glycine

グリシン

最も小さなアミノ酸を成分表で読む

グリシンは側鎖が水素のシンプルなアミノ酸です。化粧品では保湿や肌を整える目的などで使われ、ほかのアミノ酸と組み合わされることがあります。

Arginine

アルギニン

保湿にもpH調整にも働くアミノ酸

アルギニンは塩基性のアミノ酸で、保湿や整肌のほか、処方のpH調整にも使われます。カルボマーを含むジェルで中和の役割を担うこともあります。

Proline

プロリン

環を持つアミノ酸と保湿

プロリンは環状の構造を持つアミノ酸で、化粧品では保湿やコンディショニングに利用されます。アミノ酸を複数組み合わせた処方にも登場します。

Hyaluronic Acid

ヒアルロン酸

同じ名前でも分子量が違う、多糖の保湿成分

ヒアルロン酸は糖が長く連なった多糖類で、水分保持や皮膜形成に使われます。成分表示にはヒアルロン酸Naなどの塩や加工した誘導体もあり、会話の中の「ヒアルロン酸」と正式な表示名は区別して読む必要があります。

Sodium Hyaluronate

ヒアルロン酸Na

水分を抱える、大きな分子

ヒアルロン酸Naはヒアルロン酸のナトリウム塩で、保湿や皮膜形成に使われます。分子量によって粘度や感触が変わり、同じ表示名でも原料の性質に幅があります。

Hydrolyzed Hyaluronic Acid

加水分解ヒアルロン酸

分子を小さくする意味を考える

加水分解ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸を分解して分子量を調整した保湿成分です。もとの高分子と比べ、粘度や肌に広がったときの感触が変わります。

Sodium Acetylated Hyaluronate

アセチルヒアルロン酸Na

アセチル化で性質を調整する

アセチルヒアルロン酸Naは、ヒアルロン酸の一部をアセチル化した誘導体です。水とのなじみを持ちながら感触や肌への残り方を調整するため、保湿処方に使われます。

Polyglutamic Acid

ポリグルタミン酸

アミノ酸が連なってつくる保湿膜

ポリグルタミン酸はグルタミン酸がつながった高分子で、保湿や皮膜形成に使われます。発酵由来の原料として知られ、水溶液の感触にも影響します。

Beta-Glucan

β-グルカン

由来と結合の違いがある多糖類

β-グルカンはグルコースが連なった多糖類の総称で、保湿や皮膜形成、整肌用途で使われます。酵母や穀物など由来によって結合様式や性質が異なります。

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