Oleic Acid
オレイン酸
油の中の脂肪酸と、遊離脂肪酸の違い
オレイン酸は炭素数18で二重結合を一つ持つ脂肪酸です。化粧品では油性成分や乳化・洗浄系の原料として使われ、オリーブ油などでは主に油脂に結合した形で存在します。
THE INGREDIENT LIBRARY
オレイン酸やリノール酸、コレステロール、レシチン。油脂を構成する要素と、乳化や硬さを支える脂質を一つずつ取り上げます。
Oleic Acid
油の中の脂肪酸と、遊離脂肪酸の違い
オレイン酸は炭素数18で二重結合を一つ持つ脂肪酸です。化粧品では油性成分や乳化・洗浄系の原料として使われ、オリーブ油などでは主に油脂に結合した形で存在します。
Linoleic Acid
二重結合を二つ持つ脂肪酸
リノール酸は炭素数18の多価不飽和脂肪酸で、エモリエントや整肌用途で使われます。植物油に含まれる場合は、通常トリグリセリドなどの構成要素です。
Linolenic Acid
似た名前でも二重結合の位置が違う
リノレン酸は炭素数18で二重結合を三つ持つ脂肪酸です。α型とγ型では二重結合の位置が異なり、油の由来や詳しい原料規格によって読み分ける必要があります。
Stearic Acid
クリームのこくも石けんも支える
ステアリン酸は炭素数18の飽和脂肪酸です。製品の硬さや感触を調整し、アルカリと反応させれば石けんの構成成分にもなります。
Palmitic Acid
炭素鎖の長さが感触を変える
パルミチン酸は炭素数16の飽和脂肪酸で、油性の感触や硬さを整える原料です。石けんや乳化系処方でも、他の脂肪酸と組み合わせて使われます。
Myristic Acid
洗顔の泡を組み立てる脂肪酸
ミリスチン酸は炭素数14の飽和脂肪酸です。洗顔料では石けんをつくる原料として使われるほか、クリームの感触や粘度にも関わります。
Lauric Acid
ヤシ油の説明でも登場する脂肪酸
ラウリン酸は炭素数12の飽和脂肪酸です。洗浄・乳化系の原料に使われ、ヤシ油に多い脂肪酸としても知られます。
Behenic Acid
長い炭素鎖を硬さに生かす
ベヘン酸は炭素数22の飽和脂肪酸です。長い炭素鎖を持つ固形原料として、製品の硬さや油性感触を整える用途で使われます。
Cetyl Alcohol
アルコールでも、さらさら揮発する液ではない
セタノールは炭素数16の高級アルコールで、常温では固体です。クリームやコンディショナーの粘度、こく、乳化系の安定性を支えます。
Stearyl Alcohol
乳液の厚みを支える固形アルコール
ステアリルアルコールは炭素数18の高級アルコールです。油性感触を整え、乳化剤と一緒にクリームやヘアケア製品の構造をつくります。
Cetearyl Alcohol
二つの高級アルコールを組み合わせる
セテアリルアルコールは主にセタノールとステアリルアルコールからなる混合原料です。クリームのこくや粘度を整え、乳化系を安定させるために使われます。
Behenyl Alcohol
長鎖アルコールが濃厚な感触をつくる
ベヘニルアルコールは炭素数22の高級アルコールです。クリームやコンディショナーで、粘度や厚みのある感触を調整するために使われます。
Cholesterol
肌の脂質として見るコレステロール
コレステロールは角層の細胞間脂質の一要素で、化粧品ではエモリエントや乳化の補助などに使われます。セラミドと組み合わせる保湿処方にも登場します。
Lecithin
水と油になじむリン脂質の混合物
レシチンはリン脂質を含む混合物で、乳化や肌のコンディショニングに使われます。リポソームなど脂質の膜を用いる原料にも関わります。
Hydrogenated Lecithin
リン脂質の安定性を調整する
水添レシチンはレシチンの不飽和結合に水素添加を行った原料です。油と水の界面を整え、乳化系や脂質による保湿処方の安定性に関わります。