水添レシチンはレシチンの不飽和結合に水素添加を行った原料です。油と水の界面を整え、乳化系や脂質による保湿処方の安定性に関わります。
成分をもう一歩読む
セラミドと並んでいても、すべて同じラメラ構造になるわけではありません。配合比や製造条件が膜の形成に影響するため、成分表は設計のヒントとして読みます。
THE INGREDIENT LIBRARY
Hydrogenated Lecithin
水添レシチンはレシチンの不飽和結合に水素添加を行った原料です。油と水の界面を整え、乳化系や脂質による保湿処方の安定性に関わります。
セラミドと並んでいても、すべて同じラメラ構造になるわけではありません。配合比や製造条件が膜の形成に影響するため、成分表は設計のヒントとして読みます。
この記事は成分の構造や一般的な配合目的を理解するためのコラムです。濃度や処方で働きは変わります。一般名称、旧称、原料商品名を区別し、表示名は次の資料でも確認できます。
国内の表示名を調べるための資料です。
名称・機能の調査窓口。掲載自体は使用許可や個別製品の効果の証明ではありません。
Oleic Acid
油の中の脂肪酸と、遊離脂肪酸の違い
オレイン酸は炭素数18で二重結合を一つ持つ脂肪酸です。化粧品では油性成分や乳化・洗浄系の原料として使われ、オリーブ油などでは主に油脂に結合した形で存在します。
Linoleic Acid
二重結合を二つ持つ脂肪酸
リノール酸は炭素数18の多価不飽和脂肪酸で、エモリエントや整肌用途で使われます。植物油に含まれる場合は、通常トリグリセリドなどの構成要素です。
Linolenic Acid
似た名前でも二重結合の位置が違う
リノレン酸は炭素数18で二重結合を三つ持つ脂肪酸です。α型とγ型では二重結合の位置が異なり、油の由来や詳しい原料規格によって読み分ける必要があります。
Stearic Acid
クリームのこくも石けんも支える
ステアリン酸は炭素数18の飽和脂肪酸です。製品の硬さや感触を調整し、アルカリと反応させれば石けんの構成成分にもなります。
Palmitic Acid
炭素鎖の長さが感触を変える
パルミチン酸は炭素数16の飽和脂肪酸で、油性の感触や硬さを整える原料です。石けんや乳化系処方でも、他の脂肪酸と組み合わせて使われます。
Myristic Acid
洗顔の泡を組み立てる脂肪酸
ミリスチン酸は炭素数14の飽和脂肪酸です。洗顔料では石けんをつくる原料として使われるほか、クリームの感触や粘度にも関わります。
名前が分かると、選ぶことがもっと楽しい。
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