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THE INGREDIENT LIBRARY

エステル油

脂肪酸とアルコールの組み合わせから生まれる油性成分。植物油とはまた違う、伸び、密着感、顔料とのなじみを見ていきます。

このカテゴリの成分コラム

20 COLUMNS

Caprylic/Capric Triglyceride

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル

ココナッツ由来でも、ヤシ油とは違う

主に炭素数8と10の脂肪酸をグリセリンに結びつけた油性成分です。植物油より脂肪酸構成を絞り、軽い感触や扱いやすさを生かして幅広い製品に使われます。

Ethylhexyl Palmitate

パルミチン酸エチルヘキシル

伸びと柔らかさをつくるエステル

パルミチン酸とエチルヘキシルアルコールからなるエステル油です。軽く広がる油性感触をつくるため、乳液、クリーム、メイク製品などに使われます。

Isopropyl Myristate

ミリスチン酸イソプロピル

さらりと広がるエステル油

ミリスチン酸とイソプロピルアルコールのエステルです。油っぽさを抑えながら成分をなじませるため、スキンケアやメイク、溶剤用途に使われます。

Isopropyl Palmitate

パルミチン酸イソプロピル

脂肪酸を変えると油の感触も変わる

パルミチン酸とイソプロピルアルコールを組み合わせた油です。肌を柔らかく整え、伸びや潤滑性を調整する目的で使われます。

Cetyl Ethylhexanoate

エチルヘキサン酸セチル

分岐した酸がつくるなめらかな油

エチルヘキサン酸とセタノールからなるエステル油です。なめらかな伸びをつくり、クレンジングやクリームの油性感触を調整します。

Isononyl Isononanoate

イソノナン酸イソノニル

枝分かれが生む軽い広がり

イソノナン酸イソノニルは分岐構造を持つエステル油です。さらっと広がる感触を狙い、メイクの伸びやスキンケアの油っぽさを調整します。

Isopropyl Isostearate

イソステアリン酸イソプロピル

枝分かれした脂肪酸を使う

イソステアリン酸とイソプロピルアルコールからなる油性成分です。エモリエントや油性溶剤として、広がりやべたつきのバランスを整えます。

Isostearyl Isostearate

イソステアリン酸イソステアリル

長い分岐鎖がつくる密着感

イソステアリン酸とイソステアリルアルコールを組み合わせたエステル油です。厚みや密着感を整えるため、リップやこくのあるスキンケアに使われます。

Octyldodecyl Myristate

ミリスチン酸オクチルドデシル

大きなアルコール部分が感触を変える

ミリスチン酸とオクチルドデカノール由来のエステル油です。肌を柔らかくし、油の滑りやこくを調整する用途で使われます。

Dicaprylyl Carbonate

炭酸ジカプリリル

さらさら感をつくる炭酸エステル

炭酸ジカプリリルは炭酸エステルに分類される油性成分です。乾いたような軽い感触をつくるため、日焼け止めやスキンケアの伸びを調整します。

Dicaprylyl Ether

ジカプリリルエーテル

エステルの近くで使われるエーテル油

ジカプリリルエーテルは軽い感触の油性成分ですが、結合はエステルではなくエーテルです。油の選択肢を比較するため、このカテゴリで違いを取り上げます。

Coco-Caprylate/Caprate

(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル

植物由来から軽い感触を設計する

Coco-Caprylate/Caprateは脂肪酸と脂肪族アルコールを組み合わせたエステル混合原料です。軽い滑りをつくるため、シリコーンの感触を置き換えたい処方にも使われます。

Isoamyl Laurate

ラウリン酸イソアミル

短めのアルコールで軽く伸ばす

ラウリン酸とイソアミルアルコールのエステル油です。べたつきを抑えた広がりを狙い、スキンケアやメイクの感触を調整します。

Triethylhexanoin

トリエチルヘキサノイン

分岐脂肪酸とグリセリンの油

トリエチルヘキサノインは、グリセリンとエチルヘキサン酸からなるトリエステルです。滑りや軽い油性感触を整えるため、クレンジングやメイクなどに使われます。

Triisostearin

トリイソステアリン

三本の脂肪酸がつくる厚み

トリイソステアリンはグリセリンとイソステアリン酸のトリエステルです。肌の柔らかさや密着感を整え、油膜の厚みを感じる処方に使われます。

Diisostearyl Malate

リンゴ酸ジイソステアリル

リップの密着を支えるリンゴ酸エステル

リンゴ酸ジイソステアリルは粘性のあるエステル油で、口紅などに密着感やツヤを与えるため使われます。色材をなじませる用途にも関わります。

Diisopropyl Sebacate

セバシン酸ジイソプロピル

二つの酸基からつくる溶剤系の油

セバシン酸とイソプロピルアルコールからなるジエステルです。油性溶剤やエモリエントとして、成分の溶解や塗布時の感触を整えます。

C12-15 Alkyl Benzoate

安息香酸アルキル(C12-15)

芳香族の酸を使ったエステル

安息香酸と炭素数12〜15のアルコールからなるエステル混合物です。油性溶剤やエモリエントとして、日焼け止めやメイクの感触を調整します。

Polyglyceryl-2 Triisostearate

トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2

ポリグリセリンを油になじませる

ポリグリセリンとイソステアリン酸を組み合わせた原料です。油へのなじみや粘性を生かして、リップなどの密着感や色材の分散を調整します。

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