Hydroxypropyl Methylcellulose
ヒドロキシプロピルメチルセルロース
二種類の修飾で高分子の性質を調整する
ヒドロキシプロピルメチルセルロースはセルロース誘導体です。増粘や皮膜形成を目的に、スキンケアやメイクなどに使われます。
THE INGREDIENT LIBRARY
成分表の、小さな文字。その一つひとつに、理由がある。
セラミドから植物オイル、処方を支える成分まで。313のコラムで、選ぶ楽しさを広げよう。
Hydroxypropyl Methylcellulose
二種類の修飾で高分子の性質を調整する
ヒドロキシプロピルメチルセルロースはセルロース誘導体です。増粘や皮膜形成を目的に、スキンケアやメイクなどに使われます。
Cellulose Gum
水系製品の安定性を支えるセルロース
セルロースガムはセルロース由来の増粘成分です。水系の粘度や分散を整え、オーラルケアやスキンケアなどに使われます。
Sodium Polyacrylate
水を抱える合成高分子
ポリアクリル酸Naはアクリル酸系高分子のナトリウム塩です。増粘や皮膜形成、分散の安定化を目的として化粧品に使われます。
Pullulan
発酵由来の透明な膜
プルランは発酵で得る多糖類で、水溶性の皮膜形成剤として使われます。肌表面の感触や、乾いた後の薄い膜の性質を調整します。
Sodium Alginate
海藻由来の高分子がゲルをつくる
アルギン酸Naは海藻由来のアルギン酸のナトリウム塩です。増粘やゲル形成に使われ、カルシウムなどとの組み合わせで固まり方が変わります。
Carrageenan
紅藻由来の多糖類とゲル
カラギーナンは紅藻から得る多糖類の総称です。タイプによりゲル形成や粘度の性質が異なり、マスクや乳化物の安定化などに使われます。
Agar
海藻の多糖を感触づくりに利用する
寒天は紅藻由来の多糖を主体とする原料です。水をゲル状に保つ性質を生かし、マスクなどの硬さや感触を調整します。
Silica
粒子の形で変わるさらさら感
シリカは二酸化ケイ素で、粉体として感触や皮脂の吸着、光の見え方を調整します。粒径、形状、細孔などによって原料の特性が変わります。
Cellulose
植物の繊維を粉体として使う
セルロースは植物の細胞壁を構成する多糖類です。化粧品では粉体の感触調整、吸着、スクラブなど、粒子の形や大きさに応じた用途があります。
Kaolin
クレイが油や汚れを取り込む
カオリンは粘土鉱物を主体とする粉体です。吸着や不透明化、感触の調整に使われ、洗い流すクレイマスクでも見かけます。
Bentonite
水で膨らむ粘土が分散を支える
ベントナイトはモンモリロナイトを主成分とする粘土です。水中で膨潤し、増粘や分散安定化、吸着などの役割で使われます。
PVP
水になじむ皮膜で形を保つ
PVPはポリビニルピロリドンの略で、皮膜形成剤として使われます。ヘアスタイリングやメイクなどで、乾いた後の膜が形や付着を支えます。
Phenoxyethanol
品質を守るための防腐成分
フェノキシエタノールは防腐目的で使われる成分です。水を含む化粧品で微生物の増殖を抑える設計の一部を担い、他の成分と組み合わせられます。
Methylparaben
パラベンの種類を一つずつ読む
メチルパラベンはパラヒドロキシ安息香酸のメチルエステルで、防腐に使われます。他の防腐成分と組み合わせて、幅広い微生物への対策を組み立てます。
Propylparaben
アルキル鎖が違う防腐成分
プロピルパラベンはパラヒドロキシ安息香酸のプロピルエステルです。メチルパラベンとは溶解性などが異なり、防腐系の組み合わせに使われます。
Sodium Benzoate
pHが防腐の働きに関わる塩
安息香酸Naは安息香酸のナトリウム塩で、防腐用途などに使われます。酸と塩の平衡が関わるため、製品のpHが働き方に影響します。
Potassium Sorbate
ソルビン酸を扱いやすい塩にする
ソルビン酸Kはソルビン酸のカリウム塩で、防腐目的に使われます。処方のpHや他の防腐成分との組み合わせが、品質保持に関わります。
Ethylhexylglycerin
保湿と防腐補助を兼ねる成分
エチルヘキシルグリセリンはグリセリンに油になじむ部分を加えた成分です。整肌や保湿、他の防腐成分を助ける目的などで使われます。
Caprylyl Glycol
少し油にもなじむ多価アルコール
カプリリルグリコールは保湿やエモリエント、防腐補助に使われる成分です。グリセリンより油になじむ部分が大きく、複数の役割を持ちます。
Disodium EDTA
微量の金属イオンをつかまえる
EDTA-2Naは金属イオンと結びつくキレート剤です。変色や品質変化を抑える補助、洗浄系への金属イオンの影響を減らす目的などで使われます。
Sodium Phytate
フィチン酸を使った金属対策
フィチン酸Naはフィチン酸のナトリウム塩で、キレート剤として使われます。金属イオンの影響を抑えることで、製品の安定性を補助します。
BHT
油の酸化を抑える少量の成分
BHTはジブチルヒドロキシトルエンとも呼ばれ、油性成分の酸化を抑えるために使われます。原料の安定化成分として最終製品に含まれることもあります。
Zinc Oxide
粒子と表面処理で使い方が変わる
酸化亜鉛は紫外線防御や粉体の感触調整などに使われます。粒径や表面処理によって分散性、白さ、使用感が変わり、同じ名称でも原料特性は一定ではありません。
Titanium Dioxide
白い顔料と紫外線防御の二つの顔
酸化チタンは白色顔料や紫外線防御成分として使われます。粒径や処理の違いによって、メイクのカバー力を狙う原料と日焼け止め向けの原料があります。