Myristic Acid
ミリスチン酸
洗顔の泡を組み立てる脂肪酸
ミリスチン酸は炭素数14の飽和脂肪酸です。洗顔料では石けんをつくる原料として使われるほか、クリームの感触や粘度にも関わります。
THE INGREDIENT LIBRARY
成分表の、小さな文字。その一つひとつに、理由がある。
セラミドから植物オイル、処方を支える成分まで。313のコラムで、選ぶ楽しさを広げよう。
Myristic Acid
洗顔の泡を組み立てる脂肪酸
ミリスチン酸は炭素数14の飽和脂肪酸です。洗顔料では石けんをつくる原料として使われるほか、クリームの感触や粘度にも関わります。
Lauric Acid
ヤシ油の説明でも登場する脂肪酸
ラウリン酸は炭素数12の飽和脂肪酸です。洗浄・乳化系の原料に使われ、ヤシ油に多い脂肪酸としても知られます。
Behenic Acid
長い炭素鎖を硬さに生かす
ベヘン酸は炭素数22の飽和脂肪酸です。長い炭素鎖を持つ固形原料として、製品の硬さや油性感触を整える用途で使われます。
Cetyl Alcohol
アルコールでも、さらさら揮発する液ではない
セタノールは炭素数16の高級アルコールで、常温では固体です。クリームやコンディショナーの粘度、こく、乳化系の安定性を支えます。
Stearyl Alcohol
乳液の厚みを支える固形アルコール
ステアリルアルコールは炭素数18の高級アルコールです。油性感触を整え、乳化剤と一緒にクリームやヘアケア製品の構造をつくります。
Cetearyl Alcohol
二つの高級アルコールを組み合わせる
セテアリルアルコールは主にセタノールとステアリルアルコールからなる混合原料です。クリームのこくや粘度を整え、乳化系を安定させるために使われます。
Behenyl Alcohol
長鎖アルコールが濃厚な感触をつくる
ベヘニルアルコールは炭素数22の高級アルコールです。クリームやコンディショナーで、粘度や厚みのある感触を調整するために使われます。
Cholesterol
肌の脂質として見るコレステロール
コレステロールは角層の細胞間脂質の一要素で、化粧品ではエモリエントや乳化の補助などに使われます。セラミドと組み合わせる保湿処方にも登場します。
Lecithin
水と油になじむリン脂質の混合物
レシチンはリン脂質を含む混合物で、乳化や肌のコンディショニングに使われます。リポソームなど脂質の膜を用いる原料にも関わります。
Hydrogenated Lecithin
リン脂質の安定性を調整する
水添レシチンはレシチンの不飽和結合に水素添加を行った原料です。油と水の界面を整え、乳化系や脂質による保湿処方の安定性に関わります。
Caprylic/Capric Triglyceride
ココナッツ由来でも、ヤシ油とは違う
主に炭素数8と10の脂肪酸をグリセリンに結びつけた油性成分です。植物油より脂肪酸構成を絞り、軽い感触や扱いやすさを生かして幅広い製品に使われます。
Ethylhexyl Palmitate
伸びと柔らかさをつくるエステル
パルミチン酸とエチルヘキシルアルコールからなるエステル油です。軽く広がる油性感触をつくるため、乳液、クリーム、メイク製品などに使われます。
Isopropyl Myristate
さらりと広がるエステル油
ミリスチン酸とイソプロピルアルコールのエステルです。油っぽさを抑えながら成分をなじませるため、スキンケアやメイク、溶剤用途に使われます。
Isopropyl Palmitate
脂肪酸を変えると油の感触も変わる
パルミチン酸とイソプロピルアルコールを組み合わせた油です。肌を柔らかく整え、伸びや潤滑性を調整する目的で使われます。
Cetyl Ethylhexanoate
分岐した酸がつくるなめらかな油
エチルヘキサン酸とセタノールからなるエステル油です。なめらかな伸びをつくり、クレンジングやクリームの油性感触を調整します。
Isononyl Isononanoate
枝分かれが生む軽い広がり
イソノナン酸イソノニルは分岐構造を持つエステル油です。さらっと広がる感触を狙い、メイクの伸びやスキンケアの油っぽさを調整します。
Isopropyl Isostearate
枝分かれした脂肪酸を使う
イソステアリン酸とイソプロピルアルコールからなる油性成分です。エモリエントや油性溶剤として、広がりやべたつきのバランスを整えます。
Isostearyl Isostearate
長い分岐鎖がつくる密着感
イソステアリン酸とイソステアリルアルコールを組み合わせたエステル油です。厚みや密着感を整えるため、リップやこくのあるスキンケアに使われます。
Octyldodecyl Myristate
大きなアルコール部分が感触を変える
ミリスチン酸とオクチルドデカノール由来のエステル油です。肌を柔らかくし、油の滑りやこくを調整する用途で使われます。
Dicaprylyl Carbonate
さらさら感をつくる炭酸エステル
炭酸ジカプリリルは炭酸エステルに分類される油性成分です。乾いたような軽い感触をつくるため、日焼け止めやスキンケアの伸びを調整します。
Dicaprylyl Ether
エステルの近くで使われるエーテル油
ジカプリリルエーテルは軽い感触の油性成分ですが、結合はエステルではなくエーテルです。油の選択肢を比較するため、このカテゴリで違いを取り上げます。
Coco-Caprylate/Caprate
植物由来から軽い感触を設計する
Coco-Caprylate/Caprateは脂肪酸と脂肪族アルコールを組み合わせたエステル混合原料です。軽い滑りをつくるため、シリコーンの感触を置き換えたい処方にも使われます。
Isoamyl Laurate
短めのアルコールで軽く伸ばす
ラウリン酸とイソアミルアルコールのエステル油です。べたつきを抑えた広がりを狙い、スキンケアやメイクの感触を調整します。
Triethylhexanoin
分岐脂肪酸とグリセリンの油
トリエチルヘキサノインは、グリセリンとエチルヘキサン酸からなるトリエステルです。滑りや軽い油性感触を整えるため、クレンジングやメイクなどに使われます。