GOOD TO KNOW. LOVELY TO CHOOSE.

THE INGREDIENT LIBRARY

成分を知る、コスメが変わる。

成分表の、小さな文字。その一つひとつに、理由がある。
セラミドから植物オイル、処方を支える成分まで。313のコラムで、選ぶ楽しさを広げよう。

ひとつ知る、ひとつ好きになる。

313 COLUMNS

Triisostearin

トリイソステアリン

三本の脂肪酸がつくる厚み

トリイソステアリンはグリセリンとイソステアリン酸のトリエステルです。肌の柔らかさや密着感を整え、油膜の厚みを感じる処方に使われます。

Diisostearyl Malate

リンゴ酸ジイソステアリル

リップの密着を支えるリンゴ酸エステル

リンゴ酸ジイソステアリルは粘性のあるエステル油で、口紅などに密着感やツヤを与えるため使われます。色材をなじませる用途にも関わります。

Diisopropyl Sebacate

セバシン酸ジイソプロピル

二つの酸基からつくる溶剤系の油

セバシン酸とイソプロピルアルコールからなるジエステルです。油性溶剤やエモリエントとして、成分の溶解や塗布時の感触を整えます。

C12-15 Alkyl Benzoate

安息香酸アルキル(C12-15)

芳香族の酸を使ったエステル

安息香酸と炭素数12〜15のアルコールからなるエステル混合物です。油性溶剤やエモリエントとして、日焼け止めやメイクの感触を調整します。

Polyglyceryl-2 Triisostearate

トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2

ポリグリセリンを油になじませる

ポリグリセリンとイソステアリン酸を組み合わせた原料です。油へのなじみや粘性を生かして、リップなどの密着感や色材の分散を調整します。

Squalane

スクワラン

安定した炭化水素の油

スクワランは二重結合を持たない炭化水素で、肌の柔らかさや滑りを整える油性成分です。スクワレンに水素添加して得る方法などがあり、原料の由来は一つではありません。

Squalene

スクワレン

スクワランと一文字違いの不飽和炭化水素

スクワレンは二重結合を持つ炭化水素で、皮脂や一部の植物油にも含まれます。化粧品では油性のエモリエントとして利用されます。

Petrolatum

ワセリン

水を与えるより、水分を逃がしにくくする

ワセリンは精製された半固形の炭化水素混合物です。肌表面を覆う油膜をつくり、水分の蒸発を抑える目的で用いられます。

Mineral Oil

ミネラルオイル

精製度と用途を分けて読む鉱物油

ミネラルオイルは液状の炭化水素混合物で、エモリエントやクレンジングの油として使われます。化粧品には用途に適した精製原料が使われます。

Hydrogenated Polyisobutene

水添ポリイソブテン

分子量で感触が変わる合成炭化水素

水添ポリイソブテンは合成の炭化水素油で、肌の柔らかさやツヤを整えます。分子量や粘度の違う原料があり、軽い油から厚みのある感触まで幅があります。

Hydrogenated Polydecene

水添ポリデセン

さらっとした膜をつくる炭化水素油

水添ポリデセンはポリデセンを水素添加した油性成分です。滑りやエモリエント感を整えるため、クリームや日焼け止めなどに使われます。

Isohexadecane

イソヘキサデカン

分岐構造を生かす軽い油性溶剤

イソヘキサデカンは分岐構造を持つ炭化水素です。軽い広がりを生かし、クレンジングやメイクの溶剤、使用感の調整に使われます。

Isododecane

イソドデカン

揮発して仕上がりを変える油

イソドデカンは揮発性を持つ炭化水素溶剤です。落ちにくいメイクでは樹脂などを広げた後に揮発し、膜の仕上がりを支えます。

Dimethicone

ジメチコン

シリコーンの定番にも粘度の幅がある

ジメチコンはシリコーンの一種で、滑りや保護膜、べたつきの調整に広く使われます。重合度によって粘度が大きく変わり、同じ成分名でも感触は一定ではありません。

Dimethiconol

ジメチコノール

末端の違いが膜の感触につながる

ジメチコノールは分子末端に水酸基を持つシリコーンです。毛髪のコンディショニングや皮膜形成に利用され、他のシリコーン油と混合された原料もあります。

Phenyl Trimethicone

フェニルトリメチコン

フェニル基が光沢や相性を調整する

フェニルトリメチコンはフェニル基を含むシリコーンです。ツヤや滑りを整えるため、ヘアケアやリップ、メイクなどに使われます。

Caprylyl Methicone

カプリリルメチコン

軽く広げるためのシリコーン

カプリリルメチコンは軽い広がりを意図したシリコーン油です。日焼け止めやメイクで、油性成分や粉体を使いやすい感触に整えます。

Polymethylsilsesquioxane

ポリメチルシルセスキオキサン

液体ではない、シリコーン粉体

ポリメチルシルセスキオキサンはシリコーン系の樹脂で、粉体として使われる原料があります。さらさらした感触や光の見え方、メイクの仕上がりを調整します。

Trimethylsiloxysilicate

トリメチルシロキシケイ酸

落ちにくいメイクを支える樹脂

トリメチルシロキシケイ酸はシリコーン樹脂の一種で、皮膜形成に使われます。揮発性溶剤などに配合し、耐水性や色移りしにくさを整えます。

Dimethicone Crosspolymer

ジメチコンクロスポリマー

網目構造が油を抱えてさらさらに

ジメチコンクロスポリマーは架橋したシリコーンで、油を抱えるエラストマーとして使われます。ジェル状の感触や、さらさらした仕上がりをつくります。

Niacinamide

ナイアシンアミド

ビタミンB3を製品区分から読む

ナイアシンアミドはビタミンB3の一形態で、化粧品では整肌成分として使われます。同じ成分を有効成分とする医薬部外品もありますが、表示できる効能は製品によって異なります。

Ascorbic Acid

アスコルビン酸

水に溶けるビタミンCと安定性

アスコルビン酸はビタミンCで、整肌や酸化防止などの目的に使われます。水に溶ける一方、酸素、光、金属イオンなどの影響を受けるため処方上の工夫が重要です。

Sodium Ascorbyl Phosphate

リン酸アスコルビルNa

リン酸化した水溶性ビタミンC誘導体

リン酸アスコルビルNaはアスコルビン酸のリン酸エステルのナトリウム塩です。扱いやすさや安定性を調整した水溶性誘導体として、整肌用途に使われます。