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THE INGREDIENT LIBRARY

メドウフォーム油|長鎖脂肪酸がつくる安定性と感触

植物オイル編集部コラム
INGREDIENT NOTE

Limnanthes Alba (Meadowfoam) Seed Oil

メドウフォーム油は種子から得られ、炭素鎖の長い脂肪酸を含むのが特徴です。油の広がりや安定性を調整する目的で、リップやスキンケアに使われます。

成分をもう一歩読む

酸化安定性は二重結合の数だけで決まらず、位置や組成にも関係します。「不飽和脂肪酸があるからすべて同じ程度に酸化しやすい」とは考えないのがポイントです。

二重結合の数だけでは油を語れない

油の酸化しやすさを説明するとき、不飽和脂肪酸の比率がよく取り上げられます。ただし、二重結合がどこにあるか、どの脂肪酸がどの割合で含まれるか、不けん化物をどれだけ含むかも関わります。メドウフォームは、よくあるオレイン酸・リノール酸中心の比較から一歩進んで、脂肪酸鎖全体の構造を見る入口になる油です。

もう少し知りたいときに

名称と配合目的の調べ方

この記事は成分の構造や一般的な配合目的を理解するためのコラムです。濃度や処方で働きは変わります。一般名称、旧称、原料商品名を区別し、表示名は次の資料でも確認できます。

Simmondsia Chinensis (Jojoba) Seed Oil

ホホバ種子油

オイルと呼ばれる、液体のロウ

ホホバ種子油の主成分は、一般的な植物油に多いトリグリセリドではなくロウエステルです。長い脂肪酸とアルコールが結びついた構造が、独特の伸びや感触につながります。

Helianthus Annuus (Sunflower) Seed Oil

ヒマワリ種子油

同じヒマワリでも脂肪酸比率が違う

ヒマワリ種子油は種子から得る油で、エモリエントとして肌を柔らかく整えます。リノール酸が多いタイプと、品種によってオレイン酸が多いタイプがあります。

Olea Europaea (Olive) Fruit Oil

オリーブ果実油

食べる油と、肌に塗る油を分けて考える

オリーブ果実油はオレイン酸を多く含む傾向のある植物油です。肌を柔らかくする油性成分として使われますが、食品としての健康イメージだけで外用の適性は判断できません。

Argania Spinosa Kernel Oil

アルガニアスピノサ核油

核から得る、オレイン酸とリノール酸の油

アルガンオイルは果実の核にある仁から得る油です。オレイン酸やリノール酸を含み、肌や毛髪に油分を補って滑りやツヤを整える用途で使われます。

Rosa Canina Fruit Oil

カニナバラ果実油

ローズヒップとレチノールは同じではない

カニナバラ果実油はローズヒップオイルとして知られる油の一つです。不飽和脂肪酸を含み、エモリエントとして使われますが、同じ通称でも植物種や採油部位に違いがあります。

Sclerocarya Birrea Seed Oil

スクレロカリアビレア種子油

マルラの種子が生む、こくのある油

マルラオイルはスクレロカリアビレアの種子から得る油です。オレイン酸を多く含む傾向があり、肌の柔らかさや毛髪の滑りを整える油性成分として用いられます。

名前が分かると、選ぶことがもっと楽しい。

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