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THE INGREDIENT LIBRARY

カニナバラ果実油|ローズヒップとレチノールは同じではない

植物オイル編集部コラム
INGREDIENT NOTE

Rosa Canina Fruit Oil

別名・関連する表記:ローズヒップオイル

カニナバラ果実油はローズヒップオイルとして知られる油の一つです。不飽和脂肪酸を含み、エモリエントとして使われますが、同じ通称でも植物種や採油部位に違いがあります。

成分をもう一歩読む

ビタミンAに関連する宣伝を見ても、レチノール製品と同等とは言えません。不飽和度が高い油では、遮光容器や酸化を抑える処方、開封後の保管も選ぶ手がかりになります。

通称の同じ油を比較する前に

ローズヒップという通称では、バラの種や採油する部位が一つに定まりません。成分表の和名とINCIを確認して初めて、比較している油が同じ植物・部位に由来するかが分かります。またエキスや精油は別の原料です。レチノールやビタミンCという有名な成分のイメージだけで、脂肪油を選ばないようにしましょう。

もう少し知りたいときに

名称と配合目的の調べ方

この記事は成分の構造や一般的な配合目的を理解するためのコラムです。濃度や処方で働きは変わります。一般名称、旧称、原料商品名を区別し、表示名は次の資料でも確認できます。

Retinol

レチノール

安定性と使い方も含めて選ぶビタミンA

レチノールはビタミンAの一形態で、肌を整える目的などで使われます。光や酸素の影響を受けるため、処方だけでなく容器や保存条件も重要です。

Rosa Damascena Flower Water

ダマスクバラ花水

花を蒸留して得る芳香水

ダマスクバラ花水はバラの花の蒸留などから得る芳香水です。水系の基剤や香り、肌を整える目的で使われ、ローズ精油とは濃度も構成も違います。

Vitis Vinifera (Grape) Seed Oil

ブドウ種子油

種子油と種子エキスは別の原料

ブドウ種子油は、リノール酸を多く含む傾向のある植物油です。エモリエントとして使われ、同じ植物由来でもブドウ種子エキスとは抽出される成分が異なります。

Linum Usitatissimum (Linseed) Seed Oil

アマニ油

α-リノレン酸と酸化管理

アマニ油は亜麻の種子から得られ、α-リノレン酸を多く含む傾向があります。油性のエモリエントとして使うときは、不飽和度の高い組成を踏まえた品質管理が重要です。

名前が分かると、選ぶことがもっと楽しい。

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