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THE INGREDIENT LIBRARY

セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド|セラミドの働きを手本にした合成脂質

セラミド・スフィンゴ脂質編集部コラム
INGREDIENT NOTE

Cetyl-PG Hydroxyethyl Palmitamide

セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドは、セラミドに似た役割を意図して設計された合成の保湿成分です。ヒトのセラミドと同一ではなく、いわゆる疑似セラミドの文脈で紹介されます。

成分をもう一歩読む

ヒト型と疑似型のどちらか一方が常に優れるわけではありません。原料の安定性や配合しやすさも製品設計に関わるため、実際の保湿感や完成品のデータと合わせて読みます。

もう少し知りたいときに

名称と配合目的の調べ方

この記事は成分の構造や一般的な配合目的を理解するためのコラムです。濃度や処方で働きは変わります。一般名称、旧称、原料商品名を区別し、表示名は次の資料でも確認できます。

Ceramides (ingredient family)

セラミド

種類より先に知りたい、脂質の組み合わせ

セラミドは角層の細胞間脂質を構成する成分群です。化粧品では保湿や整肌に使われますが、「セラミド配合」という一言だけでは、分子の種類や配合量、分散状態までは分かりません。

Ceramide NP

セラミドNP

NPは濃度ではなく、構造の名前

セラミドNPのNPは、脂肪酸とスフィンゴイド塩基の構造を区別する記号です。数字が大きいほど高性能という尺度ではなく、角層の脂質を手本にした保湿原料として使われます。

Ceramide AP

セラミドAP

水酸基の違いが脂質の並び方に関わる

セラミドAPは、α-ヒドロキシ脂肪酸とフィトスフィンゴシンを組み合わせたセラミドです。NPとは脂肪酸側の構造が異なり、複数のセラミドを組み合わせる保湿処方でも使われます。

Ceramide EOP

セラミドEOP

長い脂肪酸を持つセラミドに注目

セラミドEOPは、エステル化されたω-ヒドロキシ脂肪酸を含むタイプのセラミドです。角層の脂質構造を考えるときに登場する成分で、複合的な保湿原料にも採用されます。

Ceramide NS

セラミドNS

スフィンゴシンを骨格に持つ脂質

セラミドNSは、非ヒドロキシ脂肪酸とスフィンゴシンを組み合わせたタイプです。フィトスフィンゴシン型のNPとは骨格が異なり、保湿や肌を整える用途で使われます。

Ceramide NG

セラミドNG

旧称と現在の名前をつなげる

セラミドNGは保湿や毛髪のコンディショニングに用いられるセラミドです。化粧品原料にはセラミド2という旧称で説明されてきたものもあり、名称の変遷を知ると情報を整理できます。

名前が分かると、選ぶことがもっと楽しい。

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