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THE INGREDIENT LIBRARY

ラノリン|羊毛由来のロウが水を抱える

バター・ワックス編集部コラム
INGREDIENT NOTE

Lanolin

ラノリンは羊毛に付着する脂質を精製したもので、ロウエステルなどの混合物です。エモリエントや乳化の補助として、こくのあるクリームやリップに使われます。

成分をもう一歩読む

水を抱え込みやすい性質は、単純な炭化水素油とは異なる特徴です。一方で接触アレルギーが問題になる人もいるため、既往がある場合は表示名を確認する手がかりになります。

もう少し知りたいときに

名称と配合目的の調べ方

この記事は成分の構造や一般的な配合目的を理解するためのコラムです。濃度や処方で働きは変わります。一般名称、旧称、原料商品名を区別し、表示名は次の資料でも確認できます。

Butyrospermum Parkii (Shea) Butter

シア脂

体温でほどけるバターの感触

シア脂はシアの種子由来の固形油脂で、ステアリン酸やオレイン酸を含みます。クリームやバームにこくを与え、肌を柔らかくするエモリエントです。

Theobroma Cacao (Cocoa) Seed Butter

カカオ脂

結晶の違いが口どけと塗り心地を変える

カカオ脂はカカオ豆由来の固形油脂です。融ける温度や結晶の性質を生かし、リップやバームに形と柔らかな塗り心地を与えます。

Mangifera Indica (Mango) Seed Butter

マンゴー種子脂

果肉ではなく種子からつくるバター

マンゴー種子脂は種子から得る固形油脂で、クリームの硬さやエモリエント感を調整します。甘い果実エキスとは異なる油性原料です。

Garcinia Indica Seed Butter

ガルシニアインディカ種子脂

硬さを生かすコクムバター

コクムバターはガルシニアインディカの種子由来の固形油脂です。比較的硬い質感を生かし、バームやスティック製品の形を支える用途で使われます。

Theobroma Grandiflorum Seed Butter

テオブロマグランジフロルム種子脂

クプアスの種子が生む油脂

クプアスバターはカカオに近縁な植物の種子由来の油脂です。肌や髪の感触を柔らかく整え、クリームやコンディショナーのこくづくりに使われます。

Shorea Robusta Seed Butter

サラソウジュ種子脂

植物性の硬い油脂という選択肢

サラソウジュ種子脂はサルバターとも呼ばれる固形油脂です。スティックやバームの質感を調整し、油性のエモリエントとして使われます。

名前が分かると、選ぶことがもっと楽しい。

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