GOOD TO KNOW. LOVELY TO CHOOSE.

THE INGREDIENT LIBRARY

ヒドロキシピナコロンレチノアート|HPRと混合原料の濃度を分ける

ビタミン・その誘導体編集部コラム
INGREDIENT NOTE

Hydroxypinacolone Retinoate

別名・関連する表記:HPR

ヒドロキシピナコロンレチノアートはHPRと略されるレチノイド系成分です。原料は溶剤などとの混合物として提供されることがあり、製品への配合率の読み方が重要です。

成分をもう一歩読む

混合原料が2%入ることと、HPRが2%入ることは別です。新しいレチノイドという訴求だけで、医薬品と同等の効果や刺激の少なさを保証するものではありません。

使用前に確認すること

妊娠中・妊娠を予定している場合、レチノイド類の使用は避け、使用中の製品を医療者に確認してください。肌に赤みや強い刺激が出た場合も使用を中止し、製品の注意事項に従います。

参考:米国皮膚科学会|妊娠中のスキンケア

もう少し知りたいときに

名称と配合目的の調べ方

この記事は成分の構造や一般的な配合目的を理解するためのコラムです。濃度や処方で働きは変わります。一般名称、旧称、原料商品名を区別し、表示名は次の資料でも確認できます。

Niacinamide

ナイアシンアミド

ビタミンB3を製品区分から読む

ナイアシンアミドはビタミンB3の一形態で、化粧品では整肌成分として使われます。同じ成分を有効成分とする医薬部外品もありますが、表示できる効能は製品によって異なります。

Ascorbic Acid

アスコルビン酸

水に溶けるビタミンCと安定性

アスコルビン酸はビタミンCで、整肌や酸化防止などの目的に使われます。水に溶ける一方、酸素、光、金属イオンなどの影響を受けるため処方上の工夫が重要です。

Sodium Ascorbyl Phosphate

リン酸アスコルビルNa

リン酸化した水溶性ビタミンC誘導体

リン酸アスコルビルNaはアスコルビン酸のリン酸エステルのナトリウム塩です。扱いやすさや安定性を調整した水溶性誘導体として、整肌用途に使われます。

Magnesium Ascorbyl Phosphate

リン酸アスコルビルMg

マグネシウム塩という形の誘導体

リン酸アスコルビルMgはリン酸化したビタミンCのマグネシウム塩です。整肌目的の水系処方で見かけ、アスコルビン酸とは溶解性や安定性の条件が異なります。

Ascorbyl Glucoside

アスコルビルグルコシド

糖を結びつけたビタミンC

アスコルビルグルコシドはアスコルビン酸にグルコースを結びつけた誘導体です。水系の化粧品で整肌成分として使われ、ビタミンCの扱いやすさを調整します。

3-O-Ethyl Ascorbic Acid

3-O-エチルアスコルビン酸

エチル化で性質を変えた誘導体

3-O-エチルアスコルビン酸は、アスコルビン酸の一部をエチル化した誘導体です。整肌用途で使われ、水と油へのなじみや安定性が元の分子と異なります。

名前が分かると、選ぶことがもっと楽しい。

ほかの成分を知る →