経済・財政
円がドルに対して値下がり、一時156円台に
2026年9月17日の報道によると、アメリカの市場で円がドルに対して大きく値下がりし、一時1ドル156円台前半になりました。
THE NEWS
何が起きた?
- ニューヨークの外国為替市場で、円がドルに対して大きく値下がりしました。
- 一時的に1ドルが156円台前半まで円安が進みました。
- アメリカの中央銀行が金利を上げ続けるという見方から、円が売られました。
そもそも「円安」って何?
お金の価値は、ほかの国のお金と比べると毎日変わっています。たとえば、1ドルが100円だったのが150円になることを「円安」と呼びます。これは、同じ1ドルを買うのに、前より多くのお金(円)が必要になるということです。
円安になると、日本のお金の価値が、アメリカのお金(ドル)と比べて下がったことになります。今回のニュースでは、1ドルが156円台前半まで値下がりしました。これは、前日と比べて1円ほど円の価値が下がったことを意味します。
円安とは、日本のお金の価値が、外国のお金と比べて下がることです。
なぜ円安が進んだの?
今回の円安の主な原因は、アメリカの中央銀行(FRB)が「利上げ」を続けるという見方があるからです。利上げとは、銀行がお金を貸し借りするときの金利を上げることです。金利が高い国にお金を預けると、たくさん利息がもらえるので、世界中のお金持ちは金利が高い国にお金を移そうとします。
アメリカの金利が上がると、日本よりもアメリカにお金を預けた方が得だと考える人が増えます。そのため、日本円を売ってアメリカドルを買う人が多くなり、ドルの価値が上がって円の価値が下がります。これが円安につながるしくみです。
アメリカの金利が上がるという見方から、ドルを買う人が増え、円安が進みました。
わたしたちの暮らしにどう影響する?
円安が進むと、海外から輸入するものが高くなる可能性があります。たとえば、石油や小麦、スマートフォンなどの外国製品は、ドルで買うため、円安だとより多くのお金が必要になります。そのため、わたしたちがお店で買うものの値段が上がるかもしれません。
一方で、日本から海外へ物を売る会社(輸出企業)にとっては、円安は有利です。海外で売った商品がドルで支払われると、それを円に替えたときに、より多くの円が手に入るからです。日本の会社が海外で競争しやすくなるという良い面もあります。
円安は、輸入商品の値上がりや、海外旅行の費用に影響する可能性があります。
WHAT COULD HAPPEN?
これから、どうつながる?
輸入商品の値上がり
もし円安が長く続いたり、さらに進んだりするなら
海外から輸入する食料品やエネルギー、製品などの値段が上がり、わたしたちの生活費が増える可能性があります。
海外旅行の費用増加
もし円安が続いたまま海外旅行に行くなら
ドルやユーロなどの外国のお金に替えるときに、より多くの日本円が必要になるため、旅行の費用が高くなります。
輸出企業の利益増加
もし円安が続き、日本の企業が海外に商品を多く売るなら
海外で売った商品の代金を円に替えるときに、より多くの円を受け取れるため、輸出をしている会社の利益が増える可能性があります。
NOW YOU KNOW.
さいごに、おさらい。
- 円がドルに対して値下がりし、1ドル156円台前半になりました。
- アメリカの中央銀行(FRB)が金利を上げ続けるという見方が、円安の主な原因です。
- 円安は、わたしたちが買う輸入商品の値段や、海外旅行の費用に影響する可能性があります。